危なっかしい白鵬「慎重に、慎重に、でしたね」

[ 2012年7月10日 20:34 ]

 白鵬は安美錦に先場所で敗れた借りを返したが、危なっかしい印象だった。

 前まわしを許した相手の右を小手に巻いて強引に振り回し、押しつぶすようにはたき込んだ。どっしりと腰が据わる本来の姿とは程遠く「慎重に、慎重に、でしたね」と淡々と振り返った。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「前はあんな相撲を取っていなかった」と懸念。左肘に前日までなかったサポーターを巻いていた。同親方によると初日の豊ノ島戦で痛めたそうだが、白鵬は相撲への影響は否定した。

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2012年7月10日のニュース