今の心境は「おなかいっぱい」 潮田、引退後は「五輪後考える」

[ 2012年7月10日 17:17 ]

 9月のヨネックスオープンジャパンを最後に、現役を引退する意向を表明したバドミントン混合ダブルスのロンドン五輪代表、潮田玲子(28=日本ユニシス)は、すっきりとした表情で心境を語った。

  ×  ×  ×  

 ―引退の理由は。

 「北京五輪の後はもう一度世界のトップで戦いたいと思ったが、ロンドンの後にもう一度そこに気持ちを持っていくのは難しい」

 ―ヨネックス・オープン・ジャパンを最後にしようと思ったのは。

 「子どものころからあこがれていた大会。ロンドン五輪までと思っていたが、日本の皆さんの前で最後にしたいと思った」

 ―引退後は。

 「まだそこまで考えていない。とにかくロンドン五輪で結果を出すことに集中している。五輪が終わってから考えたい」

 ―北京五輪後も引退を考えた。

 「あの時はやり残したこともあると感じた。この3年間、一から競技に向き合えて充実していた。「おなかいっぱい」になるまでやろうと思って、それを今感じている。ロンドンでどういう結果になっても悔いはない」

 ―引退試合に向けて。

 「ペアとしても自分としても最後になるので、少しでも長くコートに立って戦う姿を見せたい」

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2012年7月10日のニュース