日本男子 五輪最終予選初戦はセルビアにストレート負け

[ 2012年6月1日 20:45 ]

セルビアに敗れ、肩を落とす(右から)宇佐美、植田監督ら日本チーム

 バレーボールのロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会は1日、東京体育館で開幕し、2大会連続の五輪出場を狙う世界ランキング15位の日本は、7位のセルビアと対戦。日本は、日本は序盤からサーブミスを連発。福沢(パナソニック)らの強打も及ばず第1セット19-25、第2セットは、中盤までリードしながら逆転され23-25。第3セットも16-25で落とし、ストレート負けを喫した。

 試合後植田監督は「サーブミス、ディフェンス、ブロックのセルビアとの差が出た。しかし必ずチャンスは来るので、あきらめないで戦いたい」と60本のサーブのうち20本でミスしたサーブを悔やみながらも前を向いた。日本は2日、ベネズエラと対戦する。

 4年前は、初戦でイタリアに逆転を負けしながら、そこから6連勝で4大会ぶりの五輪出場を決めただけに、今回も巻き返したいところだ。

 オーストラリアはベネズエラ、中国はプエルトリコにそれぞれ3―0で勝ち、勝ち点3を獲得した。

 大会は8チームが1回戦総当たりで対戦する。日本は1位となるか、2位以下でのアジア最上位になれば女子に続く五輪行きが決まる。

 ▽コラコビッチ・セルビア監督の話 勝ててとても満足している。ホームのチームと戦うのは難しい。(5月に浜松で日本と対戦した時と)何も変えていない。浜松の時より良いプレーをした。

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