千代桜、24歳で引退…11年九州場所で負傷、完治せず

[ 2012年6月1日 06:00 ]

引退が発表された千代桜

 日本相撲協会は31日、元十両で東三段目31枚目の千代桜(24)=本名・立野卓、九重部屋=の引退を発表した。

 日体大出身の千代桜は10年春場所で初土俵を踏み、同名古屋場所で序二段優勝、同秋場所で三段目優勝した。11年秋場所で新十両に昇進したが、同九州場所3日目に土俵下に転落し頸髄(けいずい)を損傷し9日目から休場。治療に専念したが完治せずに引退となった。師匠の九重親方(元横綱・千代の富士)は「ケガした箇所が箇所だけに気持ちがなえてしまった。残念だ」と話していた。

続きを表示

2012年6月1日のニュース