浜口 マットに涙のキス「日本で試合をするのは今回が最後だと」

[ 2012年5月27日 17:19 ]

試合後、マットにキスする72キロ級の浜口京子

レスリングW杯

 第1ピリオド1分10秒でフォール負けした浜口は試合後、闘ったマットの中央にキスをして引き揚げた。

 理由を聞かれると涙を流し「日本で試合をするのは今回が最後だと思っていた。五輪はあるけど『ありがとう、レスリング』の気持ちで日本のマットに感謝を表した」と声を震わせ、ロンドン五輪が大きな節目であることをうかがわせた。

 26日に北京五輪覇者の王嬌(中国)を破ったが、この一戦でけがをしたという。故障部位は明らかにしなかったが「痛み止めを飲んでも痛みが引かず、何もできなかった」と顔をしかめた。

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2012年5月27日のニュース