日本水連、松田ら代表参加の高地合宿を予定通り実施　

　日本水連は８日の常務理事会で、ロンドン五輪競泳代表の８選手が６～７月に米国とフランスで計画している高地合宿を予定通り実施することを決めた。男子１００メートル平泳ぎの２０１１年世界選手権王者、アレクサンドル・ダーレオーエン選手（ノルウェー）が高地合宿先の米アリゾナ州で急死したことを受け、不安視する声もあったため協議した。

　松田丈志（コスモス薬品）や星奈津美（スウィン大教）らが参加する合宿には、医師を派遣する予定。

　泉正文専務理事は、ダーレオーエン選手の死と高地の因果関係が明らかになっていないことや「選手から（実施の）強い希望があった」ことを理由として説明した。事前に選手と家族に合宿参加の了解を得るほか、低酸素状態での心電図検査も行う。