高橋 目標「SPとフリーで4回転成功」

[ 2012年4月18日 20:10 ]

世界国別対抗戦を前に練習する高橋大輔

 19日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦で初優勝を目指す日本代表が18日、東京都内で記者会見し、主将を務める世界選手権男子銀メダリストの高橋大輔(関大大学院)は「みんなを引っ張っていけるような演技をしたい。ショートプログラムとフリーで4回転を成功できれば」と今季最終戦の目標を掲げた。

 団体戦は2014年ソチ冬季五輪で初採用される。世界選手権女子3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は「ソチに行けたら、この試合が生きてくると思う」と初代表の舞台を見据え、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は「足を引っ張っちゃいけないのが(他の大会との)一番の違い」と話した。浅田真央(中京大)は代表から漏れた。

 会場の国立代々木競技場で公式練習もあった。ペアで世界選手権銅メダルの高橋成美(木下ク)は「最後の試合は文句のないクリーンな演技をしたい」と意気込んだ。

 日本は初開催の前回09年大会3位。今大会は初代王者の米国など今季主要国際大会の成績を得点化したランキングで上位の6カ国が出場し、男女各2人とペア、アイスダンス各1組の順位に応じて与えられる得点の合計で争う。

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2012年4月18日のニュース