猛暑ボストンマラソン2000人手当て 120人救急搬送

[ 2012年4月18日 06:00 ]

 第116回ボストン・マラソンは16日、ボストンで行われ、男子は昨年のシカゴ・マラソン2位のウェスリー・コリル(ケニア)が2時間12分40秒で初優勝した。

 昨年の大会で非公認ながら世界最速の2時間3分2秒をマークしたジョフリー・ムタイ(ケニア)は30キロすぎで腹痛で棄権した。初マラソンの田村英晃(JR東日本)は2時間18分15秒で9位。女子は昨年の世界選手権(韓国)3位のシャロン・チェロップ(ケニア)が2時間31分50秒で初制覇。藤田真弓(十八銀行)が2時間39分11秒で7位に入った。

 レースには2万2500人が参加したが、最高気温31・7度という酷暑で4300人がスタート前に棄権。2000人が救護班の手当てを受け、120人は救急車で病院に搬送。うち1人は重体とも伝えられている。

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2012年4月18日のニュース