遼＆松山３年ぶり一緒に練習ラウンド「普通に友達なので」

練習グリーンで並んでパットする石川遼（左）と松山英樹

　マスターズ（５日開幕）に出場する石川遼（２０＝パナソニック）は１日、オーガスタ・ナショナルＧＣで松山英樹（２０＝東北福祉大）と一緒に練習ラウンドを行った。

　直近では昨年１１月のカシオ・ワールドで同組対決があったが、練習日に回るのは０９年のマイナビＡＢＣ選手権以来約３年ぶり。「凄く楽しかった。去年の大会の話とかしながら回っていました」と振り返った。前日にコースですれ違った時に、石川から申し出て実現した同組練習。「英樹のゴルフはスケールが大きいし、見ていてうらやましいゴルフ。パットも僕よりうまい。そういう選手と練習するのは楽しい」。ひとしきり賛辞を並べた後に「でも普通に友達なので“一緒に回ろっか？”という感じですよ」と笑った。

　日本からの出場は２人だけとあって、石川が「お互いに頑張らないと」と語気を強めるのとは対照的に、松山はマイペースで「会話はしたけど覚えてない。ピン位置の話とかかな？」と首をひねった。石川のプレーについても「僕からプロに言うことはないです」と冗談めかすなど、いつもと変わらずひょうひょうとしていた。