遼、マスターズに自信「ピーク持っていけるようやってきた」

マスターズの招待状をお披露目した石川遼

　今季メジャー初戦のマスターズ（４月５日開幕、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルＧＣ）に出場する石川遼（２０＝パナソニック）が２８日、マスターズの招待状をお披露目した。

　今月６日に特別招待が発表された後に日本に送られてきたが、母・由紀子さんらが合流したのと同じタイミングで今週ようやく石川の手元に届いた。１月までには出場権を得ていた過去３回とは違い、これまでで最も遅いタイミングで対面した招待状。「やっぱり気が引き締まるものがある」と素直に喜んだ。昨年は初めて予選を通過して２０位。さらなる活躍を目指す今年の大会に向けては「年の初めからマスターズにピークを持っていけるようにやってきた。不安材料はない」と言い切った。

　この日はオーガスタ近郊のゴルフ場で両親とラウンド。「何カ月ぶりかだったので、楽しく回れました」と大舞台を前にリラックスした時間を楽しんでいる。由紀子さんにはアプローチのレッスンもしたそうで「お父さんが３０分教えても全然ダメだったのに、僕が１分教えたらすぐによくなった」と得意げな表情を浮かべていた。