清沢 表彰台逃し反省…「強い気持ちがなかった」

[ 2012年3月24日 17:40 ]

 アルペンスキーの全日本選手権技術系第2日は24日、札幌市サッポロテイネで女子大回転を行い、昨年の世界選手権(ドイツ)代表で25歳の長谷川絵美(サンミリオンク)が1回目に首位に立って逃げ切り、合計タイム2分24秒11でこの種目初優勝を果たした。

 星瑞枝(湯之谷ク)が0秒15差の2位で、金子未里(秋田いすゞ自動車)がさらに0秒38差の3位だった。今季ワールドカップ(W杯)回転で2回目に3度進むなど躍進した清沢恵美子(チームクレブ)は4位に終わった。

 清沢は苦手の緩斜面で大きく遅れ、表彰台を逃した。「緩斜面でどれだけ差をつけられてしまうかを気にするネガティブな滑りで、急斜面でひっくり返してやるという強い気持ちがなかった」と反省した。

 今月上旬にファーイースト・カップで総合優勝を決めた後、欧州へ渡ってW杯と欧州カップを転戦した。20日に帰国したばかりで、疲れも少なからず影響したようだ。

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2012年3月24日のニュース