力が入らない把瑠都 38度5分の熱で「ふらふらです」

[ 2012年3月24日 20:36 ]

大相撲春場所14日目

(3月24日 大阪府立体育会館)
 把瑠都は左四つで両まわしを引く十分な体勢になりながら上手を切られ、稀勢の里の寄りに屈した。38度5分の熱があるといい「手に力が入らないから、まわしを切られた。ふらふらです」と元気がなかった。

 この黒星で優勝と横綱昇進の可能性が完全に消えた。「まだ優勝の可能性があったの?」と報道陣に聞き返すなど、集中力が途切れた様子だ。

 朝日山審判部副部長(元大関大受)は綱とりについて「また一から、いやゼロからだ」と、振り出しに戻ったとの見解を示した。

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2012年3月24日のニュース