平子 5000メートル16位…「ベストに近い滑り」

[ 2012年3月24日 08:05 ]

男子5000メートル 6分32秒73で16位の平子裕基=ヘーレンフェイン

 スピードスケートの世界距離別選手権第2日は23日、オランダのヘーレンフェインで行われ、男子5000メートルで平子裕基(開西病院)は6分32秒73で16位だった。スベン・クラマー(オランダ)が6分13秒87で2大会ぶり4度目の優勝を果たした。 

 男子長距離で日本の第一人者、平子はゴールすると右腕を高く突き上げた。5000メートルで「今の力ではぎりぎり」と話す31秒台前半のラップを最後までそろえた納得の滑りに「最後まで集中できた。力は出せた」と汗をぬぐった。
 
 今月初めに同じ会場で行われたワールドカップ(W杯)の1万メートルで、ピッチを上げた走法を試して失敗した。基本に戻り、ためをつくって大きく滑ることを意識し「今季ベストに近い」滑りを披露。試行錯誤が続いていただけに、24日の1万メートルに弾みをつけた。

 ▼平子裕基の話 最後まで集中できて、ラップをそろえられた。今の力は出せた。今季ベストに近い滑りだった。大きく滑ることを意識した。(共同)

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2012年3月24日のニュース