渡部暁、トップと11秒差の5位/W杯複合個人第13戦

[ 2012年2月3日 23:01 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は3日、イタリアのバルディフィエメで個人第13戦を行い、前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で2位の渡部暁斗(北野建設)が後半距離(10キロ)はトップと11秒差の5位に入った。ジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)が今季4勝目、通算19勝目を挙げた。

 新方式の「ペナルティーレース」で行われ、距離はジャンプ成績に応じて各選手にペナルティーの周回が加えられた。渡部善斗(早大)は23位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位、山元駿(ゴールドウイン)は43位、加藤大平(サッポロノルディックク)は46位。湊祐介(東京美装)は途中棄権した。

 ▼渡部暁斗の話 ジャンプが良かったし、スキーも滑った。でも、スタートでやられた。追い付くだけで疲れてしまった。最後は力がなかった。

 ▼渡部善斗の話 苦手な上りが多くて得意ではないコースだったが、速い選手について粘れた。ここが来年の世界選手権の舞台になるので、どうしたらいいかを考えながら走った。(共同)

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2012年2月3日のニュース