ストレート負けも…錦織「十分通用することが分かった」

４強入りを逃し、悔しそうな表情で会見する錦織圭

全豪オープンテニス第１０日

（1月25日 オーストラリア・メルボルンパーク）
　【錦織圭に聞く】

　――（連戦で）体調は？

　「悪くはないけれど、彼を倒すには十分ではなかった。コート中を走らされて、とても厳しい試合だった」

　――この結果は？

　「もちろん勝ちたかった。きのうからずっとこの試合のことを考えていた。少し体力的にもメンタル的にも十分ではなかった」

　――きょうのマリーは？

　「彼には素晴らしいサーブがある。ブレークするのは難しい。守備もいいので、戦うのは簡単ではない」

　――「マリーのテニスが理想」と言っていたが？

　「サーブはまねできないが、無理をしないテニスで守備もいい。今一番自分のテニスに近い選手だと思う」

　――今季の目標の世界ランキング２０位に到達するが？

　「自分にとっていいニュースの一つ。素晴らしい１週間だった。次は１５位を目指したい」

　――今大会で学んだことは？

　「自分のテニスは十分通用することが分かった。もちろんトップに勝つには足りないことがたくさんあることも教えられた」