松山 “丸ちゃん道場”でマスターズ予行演習だ

[ 2012年1月16日 06:00 ]

練習場で小田(右)と並んで練習する松山

USPGAツアー ソニー・オープン第3日

(1月14日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)
 松山英樹(19=東北福祉大2年)が“丸ちゃん道場”でマスターズの予行演習をする。4月のマスターズ前に米国西海岸で丸山茂樹(42=セガサミーホールディングス)と合同練習を行うプランが浮上。今季初戦の今大会は予選落ちに終わったが、オーガスタには万全の準備で乗り込む。小田孔明(33=フリー)が通算3アンダーの51位で、日本人で唯一最終ラウンドに進出した。

 最終組がスタートした後に練習場に現れた松山は、約200球を2時間かけて打ち込んだ。「かなり調子がよくてショックです」。ショットの不調が予選落ちの大きな原因だっただけに思わず苦笑いだった。

 次のツアー出場はマスターズとなる予定。昨年は時差調整のために3月末に米国西海岸でしばらく過ごし東部のオーガスタに向かった。今年も同じルートをたどるつもりで、さらにロサンゼルスでは丸山に一緒に練習できるように阿部靖彦監督を通じてオファーしている。勢いで突っ走った初出場とは違い「今年は昨年以上にオーガスタの難しさを感じると思う」と苦戦を覚悟している。マスターズ出場9回を誇る丸山からオーガスタの未知なる一面を教えてもらえば、これ以上心強いものはないはずだ。

続きを表示

2012年1月16日のニュース