佐久間山 序ノ口デビューから25連勝!板井の記録にあと1

[ 2012年1月16日 06:00 ]

寺下(下)を小手投げで破る佐久間山

大相撲初場所8日目

(1月15日 両国国技館)
 幕下の佐久間山が昨年の名古屋場所の序ノ口デビューから無傷の25連勝を飾り、板井が持つ史上1位の26連勝まで残り1勝とした。阿武松部屋の寺下にもろ差しを許したが、辛抱して小手投げで勝利。4戦全勝での勝ち越しに「次につながる」と喜んだが、連勝については「関係ない」と無関心を貫いた。

 大学時代のライバル千代大龍に対しては「向こうも勝ってるんで」と対抗心を抱く。学生横綱の座は大学2年で射止め4年で優勝した千代大龍より先。しかし、幕下付け出し資格の有効期限は1年間のため序ノ口からスタートすることになった。学生時代から現在まで09年2月に他界した父・幸一さん(享年52)の写真をまわしに挟んで土俵に上がる孝行息子。7戦全勝で史上初の所要5場所での十両昇進となるが「いつも通りやるだけ」と無欲で土俵に上がる。

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2012年1月16日のニュース