ジャンプ女子 初のW杯開催 高梨は好調維持

[ 2011年12月2日 17:10 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)のジャンプ女子が3日、リレハンメル(HS100メートル、K点90メートル)で初めて開催される。2014年ソチ冬季五輪で実施種目に採用されたのを見据えて今季始まる最高峰の舞台は来年3月まで14戦あり、日本では3月3、4日に山形の蔵王で2戦を行う。

 ジャンプ女子は04~05年シーズンに格下のコンチネンタル杯が始まり、世界選手権では09年に新種目として採用された。

 活躍が期待される日本は、フィンランドのロバニエミでコンチ杯に出場するなど調整し、1日夜にリレハンメル入りした。11月29日の同杯で優勝して好調を維持する15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)や昨季の世界選手権7位の渡瀬あゆみ(神戸クリニック)らが出場する予定。

 男子は2日夜(日本時間3日未明)に予選が行われ、11月27日にフィンランドのクーサモで行われたW杯団体第1戦で2位に入った日本は、エース伊東大貴(雪印メグミルク)や20歳の小林潤志郎(東海大)らが出場予定。(共同)

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2011年12月2日のニュース