柔道GS前に練習公開 穴井「優勝を」と2連覇誓う

[ 2011年11月29日 19:45 ]

 柔道のグランドスラム東京大会(12月9~11日・東京体育館)に出場する男子の日本代表が29日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開し、

3回戦で敗退した8月の世界選手権以来の大会となる100キロ級の穴井隆将(天理大職)は「ことし最後の大会なので何としても優勝したい」と2連覇を誓った。

 左手小指のけがが治り、数日前に乱取りを再開したばかり。組み手の感覚を取り戻そうと精力的に汗を流し「大会までには百パーセントにする」と意気込んだ。

 73キロ級の中矢力(東海大)と66キロ級の海老沼匡(明大)の世界王者の2人も切れのある動きを披露。篠原信一監督は「日本で一番大きな国際大会。勝てばロンドンに近づく」と話し、世界選手権で惨敗した重量級の選手の奮起を期待した。

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2011年11月29日のニュース