足利尊氏公マラソン 男子・立川、女子・金子V

[ 2011年11月14日 06:00 ]

第34回足利尊氏公マラソン大会ハーフの部男子優勝の立川幸太(左)と女子優勝の金子仁美(右)

第34回足利尊氏公マラソン大会(スポーツニッポン新聞社後援)

(11月13日 栃木県足利市)
 4858人が参加して行われた。最長のハーフマラソン一般男子の部(29歳以下)は立川幸太(27)が1時間8分9秒で、同一般女子(39歳以下)は金子仁美(35)が1時間29分48秒で優勝した。また、ゲストランナーとして01年世界選手権エドモントン大会男子マラソン代表の西田隆維さん(34)が10キロの部に出場、女子マラソンの渋井陽子(32)が5キロの部に参加し、沿道のファンから熱い声援を浴びた。

 <男子ハーフ>2回目の出場で初優勝を遂げた立川は「周りを気にせずマイペースで走っていたので優勝にはびっくり」と笑顔を見せた。風もなく、好コンディションの中を走れたので「ペースづくりの良い練習となった」と満足げに振り返った。27日に開催されるつくばマラソンではフルに挑戦するが「2時間25分切りが目標」とこの日の快挙を弾みに入賞を狙う。

 <女子ハーフ>2位に1分30秒差をつけ優勝した金子は「ベストタイムと同タイムで走ることができた。とにかくうれしい」と満足げな表情を浮かべた。所属する東京のランニングクラブの仲間15人とともに大会に出場。表彰式では仲間の大歓声に満面の笑みで応えた。来年3月に開催される東京マラソン出場も抽選に初当選し「3時間10分を切ることが目標」と、夢の舞台での活躍を誓った。

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2011年11月14日のニュース