初Ｖも意外に涙なし「通過点だと思います」

優勝インタビューで笑顔の松山英樹

男子ゴルフツアー三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ最終日

（11月13日 静岡・太平洋クラブ御殿場コース＝７２４６ヤード、パー７２）
　――優勝のガッツポーズがなかった。

　「パットを決めてその場でガッツポーズしてからボールを取ろうかと思ったけど、流れですぐにボールを取っちゃった。派手にできなかったです」

　――涙もなかった。

　「監督と握手した時に泣くかと思ってたけど泣かなかったですね」

　――この優勝はまだ通過点？

　「これで終わりと思ったらマスターズ優勝とかメジャー優勝はなくなると思っている。通過点だと思います」

　――マスターズの経験は生きた？

　「世界最高峰の舞台を経験したおかげで、最終日最終組でもリラックスして回ることができた。アマチュアの試合でも優勝争いは経験するし、そういう経験が最後の４、５ホールで生かされた」

　――副賞の車はもらえなかった。

　「欲しかったッス。めちゃくちゃ欲しかった」

　――ゴルフ以外にしたいことは？

　「ボウリングが好きなんでボウリングがしたい。こないだ２４８のベストスコアが出た。平均だと１５０～１６０ぐらい。結構パットのいいイメージが出るんですよ」

　――シーズン残り試合の目標は？

　「優勝した次の試合に予選落ちだと谷口さんに怒られそうなので、一生懸命予選を通って少しでも上位に食い込みたい」