真央次こそ「最高の演技にはトリプルアクセル必要」

[ 2011年11月14日 06:00 ]

エキシビションで演技する浅田真央

 次こそ大技を決める。NHK杯で2位の浅田真央(21=中京大)は25日開幕のロシア杯(モスクワ)に向け、「自分の最高の演技をするためにはトリプルアクセルが必要。試合に間に合わせられるようにしたい」と気合を入れた。

 トリプルアクセルは11日のショートプログラム(SP)は1回転半、12日のフリーでは安全策で回避していた。ロシア杯までは、SPの振り付けを担当したタチアナ・タラソワ氏からモスクワでの調整を打診されたものの、地元の中京大でのトレーニングを選択。6位だった昨季の世界選手権時にベストから1・5キロ減だった体重も、現在はベストの48・5~49キロをキープしている。「今の調子が悪いわけじゃない。この調子を維持できるようにしたい」。この日のエキシビションではダブルアクセルを決めるなど、優雅な滑りで観衆を魅了した。

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2011年11月14日のニュース