真央 NHK杯に向け公式練習も…ジャンプの失敗続く

[ 2011年11月10日 18:25 ]

公式練習で調整する浅田真央

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は11日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。10日は公式練習があり、前世界女王の浅田真央(中京大)や、男子で優勝を争う高橋大輔(関大大学院)と小塚崇彦(トヨタ自動車)が会場のリンクの状態を確認した。

 今季初戦となる浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗が続き、仕上がりに不安を残した。第1戦のスケートアメリカで3位の小塚、第2戦スケートカナダで3位だった高橋は、課題の4回転ジャンプで精彩を欠いた。

 女子は11日、男子は12日にショートプログラム(SP)を実施する。

 ▽浅田真央の話 少しずつ仕上がっている。SPは初めてのお披露目で緊張もあるが、すごく気に入っているので自分らしく伸びやかに滑れればいい。フリーは昨季と同じなので気持ちに余裕がある。

 ▽小塚崇彦の話 (4回転ジャンプは)調子が上がっているので、間に合えばいい。点数的には、ジャンプあってこその表現力。スケートアメリカで感じたことを忘れないように滑りたい。

 ▽高橋大輔の話 グランプリファイナルの切符を取れるように精いっぱい頑張りたい。この時期ではここ何年かないような感じで、体の調子は良くなっている。

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2011年11月10日のニュース