男子は松本、女子は高久が東北大会優勝!

[ 2011年11月10日 06:00 ]

東北大会を制した松本将汰(左)と高久あずさは笑顔で一番ポーズ

スポニチ主催平成23年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日

(11月9日 宮城県仙台市・仙台ヒルズゴルフ倶楽部(男子6750ヤード、女子6148ヤード、パー72))
 男子は初日首位の松本将汰(宮城・東北2年)が3バーディーを奪うなど73にまとめ通算イーブンの144。2位に8打差をつけ優勝。女子も高久あずさ(福島・学法石川2年)が79で回り、通算153と3打差で逃げ切った。男子は7位タイまでの9人、女子は6位までが来春の全国大会(来年3月27日開幕、滋賀・瀬田GC)への出場権を得た。

 <男子 松本ぶっちぎり8差!>昨年秋、今年夏と2位に甘んじた松本が「3度目の正直」で優勝を果たした。「やっと勝てて良かった。リードはなく、並んでいると思ってプレーしました」とホッとした表情だ。3打差で迎えた最終日は上位陣がスコアを崩す中、得意のショートゲームがさえ、終わってみれば8打差。今夏の全国大会では下位に終わり「気持ちで負けている面があった」との思いがあり、来年3月の全国大会では「落ち着いてプレーし、ベスト10入り」を目指す。

 <女子 優勝もスコアに納得せず>優勝した高久は「狙っていたのでうれしいですが、スコアは納得していません」と最終日のスコア79に不満そう。平均飛距離230~240ヤードのドライバーが2日間とも好調だったのが勝因。今年は日本ジュニア、高校選手権と全国レベルの大会を経験し「暖かい地方の人に比べると、東北の選手は成績を残せていない」との悔しさがある。それだけに来年3月の全国大会に向け「東北代表として頑張ります」と意気込む。「スタイルも服装もみんな好き」という金田久美子のファンで、携帯電話に書いてもらった金田のサインは宝物だ。

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2011年11月10日のニュース