白鵬 稀勢の里にエール「これを乗り越えれば大きくなれる」

[ 2011年11月10日 16:13 ]

 横綱白鵬が10日、師匠だった鳴戸親方(元横綱隆の里)を7日に亡くし、今場所で大関とりに挑む関脇稀勢の里へ異例のエールを送った。「力はある。先場所や先々場所を思い出してやればいい。これを乗り越えれば大きくなれる」と励ましの言葉を口にした。

 10日は稀勢の里らを元気づけるために鳴戸部屋へ出稽古する意向だったが、関取衆が不在と知り、断念。代わりに福岡県志免町の時津風部屋を訪れ、小結豊ノ島らと19番取って力の差を見せつけた。場所前の出稽古を終了し「状態は見ての通りです」と、21度目の優勝に手応え十分だった。

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2011年11月10日のニュース