北の富士氏 稀勢の里を激励「今度飲みにいこう」

[ 2011年11月10日 06:00 ]

申し合い稽古を行う稀勢の里(左)と隆の山

 九州場所(13日初日、福岡国際センター)で大関獲りに挑戦する関脇・稀勢の里(25)、十両・隆の山ら鳴戸部屋の所属力士が9日、福岡市東区の九州場所宿舎で通常通り朝稽古を行った。

 稀勢の里は隆の山らとの申し合い稽古で26番取って23勝。稽古後には「(気持ちは)特に変わりはないです」と淡々と話した。この日は元横綱で解説者の北の富士勝昭氏が「どんな(様子)か心配だった」と稽古場を訪れ、稀勢の里に「今度飲みにいこう」と励ました。自身も現役時代に所属部屋の独立騒動や盟友だった横綱・玉の海の急死など数々の苦難に直面しただけに「試練だと思ってやらないと」とエールを送っていた。

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2011年11月10日のニュース