震災復興の日仏親善柔道に浅見、中矢らを派遣

[ 2011年9月9日 19:38 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は9日、東日本大震災の復興支援を目的とした日仏対抗親善大会(23日・パリ)に出場する男女14選手を発表し、女子48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)や男子73キロ級の中矢力(東海大)ら8月の世界選手権を制した4選手が選ばれた。女子52キロ級優勝の中村美里(三井住友海上)は肩の故障で出場しない。

 大会はフランス連盟が主催し、会場は世界選手権と同じベルシー体育館。入場料などの収益を全柔連が義援金として受け取り、被災した柔道場などの復興に充てる。上村春樹会長は「現時点でベストのメンバーを選考した。選手はいい試合をして、皆さまの善意をいただきたい」と話した。

 大会は男女混合の7人制の団体戦を2度行う。世界選手権男子100キロ超級4連覇のテディ・リネールを擁するフランスもベストメンバーで臨むという。日本勢は21日に出発する。

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2011年9月9日のニュース