第7回ラグビーW杯が開幕 地元NZがトンガ下す

[ 2011年9月9日 19:44 ]

<ニュージーランド・トンガ>後半、トンガ選手にタックルするニュージーランドのマコウ

 4年に1度、ラグビーの世界一を決める第7回ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会が9日、オークランドで開幕し、1次リーグA組の地元ニュージーランドがトンガを41―10で下し、1987年の第1回大会以来24年ぶりの優勝に向けてスタートを切った。

 ニュージーランドは自在のライン攻撃で前半に4トライを重ね、29―3で折り返した。後半はトンガの強い当たりに勢いを止められFW戦でトライを許すなど苦しんだが、前半のリードを生かして逃げ切った。

 今大会には20カ国・地域が参加し、4組に分かれた1次リーグの各組上位2チームが準々決勝に進出。10月23日の決勝まで6週間以上にわたって行われる。現行ルールなら、1次リーグ各組3位までが2015年イングランド大会の出場権を得る。

 A組の日本は10日の初戦で準優勝2度のフランスに挑み、その後はニュージーランド(16日)トンガ(21日)カナダ(27日)と対戦する。

 ▼ニュージーランド・マコウ主将の話 やるべきことはやった。後半はトンガの守備が良かった。失望する部分もあったが、随所に良さも出た。

 ▼トンガ・F・マカ主将の話 オールブラックスと前回対戦した時は大量失点を喫したが、今回は諦めない心でトライをもぎ取った。次につながるいい戦いだった。(共同)

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2011年9月9日のニュース