韓国の暑さ対策バッチリ 川内「熊谷に比べたら…」

[ 2011年8月17日 17:15 ]

上田清司知事(左)と握手する世界陸上男子マラソン代表の公務員ランナー、川内優輝選手

 陸上の世界選手権(27日開幕・大邱=韓国)で男子マラソンに初出場する24歳の公務員ランナー、川内優輝(埼玉県庁)が17日、埼玉県の上田清司知事や県議会を表敬訪問し「日本代表として埼玉県を世界にPRしたい。諦めずに歯を食いしばって走る姿を多くの人に見せたい」と決意表明した。

 日の丸入りの日本代表ウエアで県庁に到着した川内は激励を受け「中学、高校と関東大会にも出られなかった自分が考えもしなかった立場に今はいる」と感激の面持ち。暑さ対策を問われると「熊谷の暑さに比べたら大邱も暑く感じないと思う」と、猛暑で有名な県内の地名を挙げて周囲を笑わせた。

 普段は埼玉県職員として埼玉・春日部高の定時制で働く「県庁の星」は、「サッカー女子の『なでしこジャパン』と同じぐらいの気持ちで戦いたい」と意気込んだ。

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2011年8月17日のニュース