W杯仕様…国内合宿から異例の“カーワンのカーテン”

[ 2011年8月17日 06:00 ]

 ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)率いるラグビー日本代表が、W杯(9月9日開幕、ニュージーランド)に向け、ついに臨戦態勢に入った。

 日本ラグビー協会は16日、17日から20日まで行われる東京合宿を練習開始から15分間のウオーミングアップ以外は非公開とすることを報道各社に通達した。

 協会関係者は「神経質だと思われますが、W杯仕様に合わせます」と説明。W杯の規則でニュージーランドでの練習は取材規制が敷かれるが、国内から取材規制をかけるのは異例中の異例。7月のパシフィック・ネーションズ杯で優勝し、今月14日のイタリア戦では世界ランク11位の格上を相手に24―31と善戦するなど、本番に向け大きな手応えを得ているからこその特別措置となった。

 日本代表はこの日午前に都内でプールリカバリーを行い、午後は完全オフで英気を養った。カーワン・ジャパンが「鉄のカーテン」を引き、まずはW杯壮行試合米国戦(21日、秩父宮)に挑む。

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2011年8月17日のニュース