浜口 五輪招致に再挑戦に喜び「日本も元気になる」

[ 2011年7月16日 17:50 ]

 東京都が五輪招致の再挑戦を正式表明したことに、日本オリンピック委員会(JOC)の幹部や五輪メダリストからは喜びの声が上がった。

 JOCの竹田恒和会長は「日本で最高の五輪ができるのは東京しかない。東日本大震災からの復興のシンボルにと考えている」と歓迎した。国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長の前での表明となり「日本の姿勢を感じてもらえたことはプラスになると思う」と語った。

 上村春樹JOC選手強化本部長は「強化の現場にとっても招致は追い風になる。スポーツの力は大きいし、震災からの復興の手助けにもなるはずだ」と五輪が持つ力に期待した。

 選手からもエールが送られた。石原知事が立候補を表明したレセプションで司会を務めた北京五輪レスリング女子銅メダルの浜口京子(ジャパンビバレッジ)は「スポーツが元気になれば日本も元気になると思う。生まれ育った東京に五輪を呼べるのなら、ぜひ協力したい」と話した。

 日本体協とJOCの100周年祝賀式典で司会をした柔道五輪女王の谷本歩実さんは「五輪を経験した者として招致の決定はうれしい。一番必要なのはチームワークだと思う」と“チームジャパン”の結束を呼び掛けた。

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2011年7月16日のニュース