飛び込み日本ペア ずれ目立ちまさかの敗退

[ 2011年7月16日 12:59 ]

女子シンクロ板飛び込み予選で、競技を終えた中川(左)、渋沢組

世界水泳第1日 女子シンクロ板飛び込み

(7月16日 上海)
 女子シンクロ板飛び込みの中川真依(金沢学院大大学院)は「最高の演技を見せたい」と張り切っていたが、予選の踏み切りや入水で渋沢と動きがずれる演技が目立ち、13位でまさかの敗退となった。

 3メートルの高さから同時に飛び出すこの種目は、同調性が鍵となる。前回大会は同じペアで臨んで8位だった。今大会はホテルも同部屋。渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)は「お互いのことがだいぶ分かってきた」と手応えを口にしていたが、息の合った演技を披露できなかった。

 ▼中川真依の話 緊張してうまく気持ちを持っていけなかった。もっと神経を研ぎ澄ますことができれば良かった。練習で良くても、試合の1本目は難しい。

 ▼渋沢小哉芳の話 踏み切りは練習していたが、入水のずれで点数を引かれた。決勝には必ず行けると思っていたが、お互いのミスが響いた。(共同)

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2011年7月16日のニュース