日本、サモアに敗れる…序盤にミス重なり先行許す

[ 2011年7月2日 20:14 ]

<日本・サモア>後半、サモア選手をタックルする今村(左)と宇薄

 ラグビーのパシフィック・ネーションズカップは2日、各地で開幕して2試合を行い、9月開幕のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に向けて強化を進める日本は東京・秩父宮ラグビー場でサモアに15―34で敗れた。

 日本は序盤、FB立川(東芝)らにタックルミスが重なって先制トライを許すなど17点を先行され、8―24で折り返した。後半6分に鮮やかなパス回しでWTB宇薄(東芝)がトライを挙げて追い上げたが、不用意なキックから逆襲に遭って失点し、差を広げられた。

 フィジーのラウトカでは、W杯1次リーグで日本と同じA組に入ったトンガが、前回W杯でベスト8入りした地元フィジーを45―21で破る番狂わせを起こした。

 ▼カーワン日本代表ヘッドコーチの話 序盤にタックルミスが多かった。1対1のタックルで倒さないとW杯で勝てない。日本は当たりが強くなったし、チャンスをつくるところまではきている。

 ▼畠山健介の話 悔しいの一言。自分たちのミスから点を取られて負けた。スクラムは徐々に良くなっている。

 ▼宇薄岳央の話 (トライは)サイン通り、狙い通り。ラインもスピードに乗っていた。後半の調子を最初から出せば勝っていたのに。

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2011年7月2日のニュース