琴光喜脅迫の古市被告 一転起訴内容を否認

[ 2011年5月26日 06:00 ]

 大相撲の野球賭博事件で元大関・琴光喜から現金を脅し取ったなどとして恐喝罪などに問われた元力士古市満朝被告(38)の公判が25日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、昨年9月の初公判で認めた350万円恐喝の起訴内容を一転否認した。

 当初から否認していた2件を含め全面無罪主張に転じた。弁護側は「元琴光喜から受け取った350万円は賭博の勝ち金回収を依頼された報酬で、恐喝はしていない」とする陳述書を提出した。弁護側証人で出廷予定だった元大嶽親方(元関脇・貴闘力)は姿を見せなかった。

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2011年5月26日のニュース