来季GP 安藤や浅田らは3戦出場可能に

[ 2011年5月26日 19:47 ]

 国際スケート連盟(ISU)がフィギュアのグランプリ(GP)シリーズのレベルアップを狙い、来季は安藤美姫(トヨタ自動車)や浅田真央(中京大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)らに3大会出場の選択権を与えることが26日、ISUや日本スケート連盟関係者への取材で分かった。

 今季はトップ選手で2大会まで出場できたが、新制度では4月の世界選手権の上位6選手に限って3戦出場が可能となり、高橋大輔と織田信成(ともに関大大学院)も対象に入る。3戦目に出場した選手には1万ドル(約82万円)のボーナスが出る。

 シーズン前半のGPシリーズは6戦あり、来季はNHK杯が第4戦として11月に札幌で開催される。順位に応じて与えられるポイント合計の6位までがファイナルに進出。3大会に出場した場合は成績が良かった2戦のポイントを適用する。

 ISU幹部は「トップ選手に多くの試合に出てもらい、大会の質を上げるのが目的」と説明した。各大会とも今季は男女各12人だった出場枠を10人に減らし、競技力のばらつきを抑える。

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2011年5月26日のニュース