魁聖 黒星締めも敢闘賞!新入幕31年ぶりを評価

[ 2011年5月23日 06:00 ]

(左から)敢闘賞の栃ノ心、魁聖、技能賞の鶴竜、豪栄道

大相撲技量審査場所千秋楽

(5月22日 両国国技館)
 技量審査場所の三賞選考委員会が22日、両国国技館内の記者クラブ内で開かれ、敢闘賞に魁聖(初)と栃ノ心(3度目)、技能賞に豪栄道(2度目)と鶴竜(6度目)を選出した。

  魁聖は朝赤龍に左差しで頭をつけられ、まわしを取れず寄り切られた。最後を白星で飾れなかったものの、31年ぶりとなる新入幕での初日から9連勝を評価されて敢闘賞を獲得。「うれしい。最後は負けが続いてダメかなと思っていた」と喜んだ。終盤戦の幕内上位との対戦で「立ち合いのスピードが足りない」とさらなる精進の必要性を痛感。その一方で「十両の時とは疲れが違う。寝たいです」と思わず本音も口をついた。

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2011年5月23日のニュース