全仏テニス22日に開幕 錦織が初日に登場

[ 2011年5月21日 20:01 ]

 テニスの四大大会今季第2戦、全仏オープンは22日、パリのローランギャロスで開幕する。大会初日の日本勢は男子シングルス1回戦で錦織圭(ソニー)と盧彦勲(台湾)とのアジア勢対決が組まれた。

 腹痛から回復したばかりの錦織は開幕日に試合が組まれた。前日の21日の練習ではゲーム形式の練習で汗を流し「もうちょっと(時間が)ほしかった。調子は悪くないので体力が持つかどうか」と、5セット制の長丁場に少し不安をのぞかせた。

 初戦の相手の盧彦勲とは初めての顔合わせ。「ストロークはフラットだし、癖はない。ストロークで崩せるかどうかだと思う」と冷静に分析していた。

 女子シングルス1回戦に出場するクルム伊達公子(エステティックTBC)や森田あゆみ(キヤノン)の初戦は第2日以降となった。40歳のクルム伊達は第1シードで20歳のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦し、森田はフランス選手を相手に全仏初勝利を目指す。

 男子シングルスで2連覇を狙う第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は初戦でジョン・イスナー(米国)と顔を合わせる。大会の賞金総額は1752万ユーロ(約20億3千万円)。(共同)

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2011年5月21日のニュース