男子走り幅跳びで1年生の嶺村が優勝!

[ 2011年5月21日 18:16 ]

 陸上の関東学生対校選手権第3日は21日、東京・国立競技場で行われ、男子走り幅跳びは1年生の嶺村鴻汰(筑波大)が追い風2・8メートルの参考記録ながら7メートル70で初優勝した。男子円盤投げは堤雄司(国士舘大)が51メートル48で3連覇した。400メートルリレーの男子は中大がエースの飯塚翔太を欠きながら39秒30で昨年に続いて勝ち、女子は筑波大が45秒73で3年連続で制した。女子の5000メートルは1年生の篠塚麻衣(中大)が16分27秒88で優勝し、1万メートル競歩は岡田久美子(立大)が46分37秒85で2連覇した。

 男子走り幅跳びは1年生の嶺村が5回目に追い風参考ながら7メートル70を記録し、逆転優勝した。「うまく風に乗れた。3番を狙っていたので信じられない」と驚きを隠せなかった。

 長野・大町高出。昨年の千葉国体の少年Aでは7メートル61で優勝した。今季は春先に右足首を痛めたが状態を戻した。体の線は細くても、ばねが自慢というジャンパーは「もっとパワーをつけて、世界で活躍できる選手になりたい」と意気込んだ。

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2011年5月21日のニュース