最年長の元十両引退 史上最多記録残し蔵前の土俵にも上がる

[ 2011年5月20日 13:22 ]

 日本相撲協会は技量審査場所13日目の20日、現役最年長の44歳で元十両の栃天晃=本名島方守、群馬県出身、春日野部屋=の引退を発表した。

 栃天晃は1982年春場所に初土俵を踏み、91年初場所で新十両に昇進した。十両を通算11場所務め、最高位は東十両4枚目。4度目の十両だった96年秋場所を最後に、関取の座から遠ざかっていた。

 通算在位175場所、幕下在位120場所はいずれも史上最多。現役では、84年秋場所まで使用された蔵前国技館の土俵に上がった唯一の力士だった。東序二段14枚目の今場所は休場していた。

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