ヒート、1勝1敗のタイに…“セレブ男”が流れ変えた

[ 2011年5月20日 06:00 ]

ダンクシュートを狙うヒートのジェームズ

NBAプレーオフ東地区決勝第2戦 ヒート85―75ブルズ

(5月18日 シカゴ)
 NBAプレーオフは18日、東地区決勝の第2戦がシカゴで行われ、2位ヒートが85―75で1位ブルズを下して1勝1敗。29得点のレブロン・ジェームズ(26)が第4Q残り4分27秒から9得点を挙げ、敵地で貴重な白星をもぎとった。ブルズのフィールド・ゴール成功率は初戦の47・1%から34・1%にダウン。デリック・ローズ(22)は21得点を稼いだものの、土壇場の第4Qでは2得点に終わった。第3戦は22日にマイアミで行われる。

 ヒートは11点のリードを守れず第4Q中盤で73―73。しかしここからポイントガードの役目までこなしていたジェームズが奮起し、3点シュートやジャンプ・シュート、オフェンス・リバウンドからのシュートを決めて流れを変えた。「勝てたことはうれしいが、まだシリーズは始まったばかり」。経済誌フォーブスの「世界のセレブ100人」で10位にランクされた看板男はいたって冷静。来年にはゴルフのウッズを抜いてスポーツ界の最上位になりそうだが、その前にファイナル制覇というタイトルを手にできるか。

 ≪得点1位5度目≫ジェームズのチーム得点1位は今プレーオフ(12戦)で5回目。ウェイドは5回、ボッシュは2回。ビッグ3の得点のチーム合計得点に占める割合は73・8%。

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2011年5月20日のニュース