為末が支援構想「すぐに200人くらいに膨らむ」

[ 2011年4月10日 16:26 ]

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者、為末大(32)=a―meme=は9日、自身が代表理事を務める団体「アスリート・ソサエティ」から、スポーツ選手を東日本大震災の被災地に派遣し、子どもや高齢者のために「スポーツ教室」を開く構想を明らかにした。今月中に被災地の自治体を訪れ、協議する予定という。

 募金活動で約3000万円を集めた為末は、高齢者の運動不足や子どものストレス解消のため、選手が3~5年の長期にわたり定期的に被災者と触れ合うプログラムを提案。児童心理学や教育の専門家にも参加を呼び掛けている。

 選手からは積極的な反応が寄せられており「すぐに200人くらいに膨らむ。自治体とうまく連携して派遣したい」と話した。

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2011年4月10日のニュース