九重親方と清原氏慰問 ちゃんこと牛丼計2400食

[ 2011年4月10日 15:54 ]

被災地を慰問し炊き出しに参加した、大相撲の九重親方と(右から2人目)と元プロ野球選手の清原和博氏(右)

 大相撲の九重親方(元横綱千代の富士)と元プロ野球選手の清原和博氏が10日、東日本大震災で被災した宮城県石巻市などを慰問し、ちゃんこ鍋の炊き出しにも参加した。

 石巻市役所前の広場では、ちゃんこ料理と牛丼計約2400食が配られ、子ども向けにウルトラマンのショーも行われた。清原氏と握手した同市の高校2年中里愛さん(16)は「大ファンなので元気が出た」と笑顔を浮かべた。

 巡業で石巻近くに来たことがあるという九重親方は「被害は言葉を失うぐらい。少しでも元気になってくれれば」と話し、清原さんは「自分は微力だが、できることをやる」と神妙な面持ちで語った。

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2011年4月10日のニュース