宮城野親方2度目の事情聴取…厳罰へ

[ 2010年12月23日 06:00 ]

 07年に「週刊現代」に知人女性に八百長関与を告白したと指摘された大相撲の宮城野親方(元十両・金親)が師匠剥奪などの厳罰を受ける可能性が高まった。

 この日、日本相撲協会が17日に同親方から2度目の事情聴取を行っていたことが判明。処分は24日の理事会で決定するが、二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)は「17日の聴取結果を報告して(理事会で)もう一度話し合う」と説明した。関係者によると、協会執行部は、先々代の宮城野親方(元小結・広川)の次女である宮城野親方夫人や部屋付の熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)からも聴取している。部屋関係者から部屋の今後について意見などを聞いたものとみられる。同じ立浪一門内では「宮城野部屋を一門預かりにしてもいい」との声も出ており、宮城野親方には厳しい処分が下ることもありうる。他の部屋から師匠を迎え入れて部屋を継承させる可能性も出ている。

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2010年12月23日のニュース