吉田沙保里 圧勝で9連覇!伊調、浜口もV

[ 2010年12月23日 19:14 ]

女子55キロ級決勝 松川知華子(上)を破り優勝した吉田沙保里

 レスリングの世界選手権(来年9月・トルコ)代表選考会を兼ねた全日本選手権最終日は23日、東京・代々木第二体育館で行われ、女子55キロ級は五輪2連覇の吉田沙保里(綜合警備保障)が圧勝で9連覇を達成した。

 同63キロ級は五輪女王の伊調馨(綜合警備保障)が決勝で山本聖子(スポーツビズ)を下し、2年連続8度目の日本一。同72キロ級は浜口京子(ジャパンビバレッジ)が2連覇し、男女を通じて大会最多記録に並ぶ14度目の優勝を果たした。
 男子フリースタイル60キロ級は北京五輪銅メダルの湯元健一(綜合警備保障)が4年ぶり3度目、84キロ級は松本真也(警視庁)が2年連続で頂点に立った。同グレコローマンスタイル66キロ級の岡本佑士(拓大)と74キロ級の田村和男(早大)が初優勝した。
 ことしの最優秀選手に贈られる天皇杯は、グレコローマンスタイル60キロ級で世界選手権銀メダルの松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が獲得した。

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2010年12月23日のニュース