全日本スキー連盟また…「役員選に不備」評議員らが提訴へ

[ 2010年12月23日 15:34 ]

 全日本スキー連盟(SAJ)が10月に鈴木洋一会長らを選んだ役員改選の手続きに不備があったとして、SAJ評議員の黒岩和夫・全日本学生スキー連盟副会長ら26人が24日に鈴木会長と会長推薦の5理事の地位の不存在確認を求めて東京地裁に提訴することが23日、明らかになった。

 会長候補を評議員会に推薦する役割を持つ役員選出委員会の推挙を経ずに評議員会が会長を選出した手続きに瑕疵があると主張している。

 SAJは2年前の前回役選でも、評議員による投票で伊藤義郎氏を会長に選んだが、選出過程に不備があったとして訴訟となり、今年6月に伊藤氏ら4理事が辞任することで和解が成立した。

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2010年12月23日のニュース