まるで親父?池田、渡米する恩人のために…

[ 2010年12月3日 06:00 ]

9番、ティーショットを放つ池田

 【日本シリーズJTカップ第1日】がに股歩きに強気な発言と、豪快なイメージのある池田だが、実際は細やかな気遣いを忘れない。

 高校1年の頃から池田と付き合いがあり、何年もクラブ調整をしてきたブリヂストン・スポーツのプロ担当、中原創一郎氏(35)が来年から米国に赴任することになった。先日、中原氏がそのことを池田に伝えると「こっちは日本のスタッフとちゃんとやるから大丈夫だ。しっかりやって来い」と言われたという。「まるで親父のようでした」と中原氏は苦笑いしたが、“池田流”の激励を喜んだ。
 来季も今季同様、米ツアーの試合にも可能な限り参戦する意向の池田は「オレが行くまでにいろいろ覚えておいてくれ」と要望も忘れなかったという。恩人を自らの優勝で送り出そうという気持ちも今回のモチベーションになっているようだ。

続きを表示

2010年12月3日のニュース