池田 理想的な首位キープ「よく後半で3つ伸ばせた」

[ 2010年12月3日 18:01 ]

第2日、4番で笑顔を見せる池田勇太

 【日本シリーズJTカップ第2日】急に強まった風に大半の選手がスコアを落とす中、池田は粘った。「とにかくすごい風だった。よく後半で3つ伸ばせた」。首位から出て一時はその座を譲ったが、終わってみれば後続との差を3打に広げていた。

 514ヤードと長いパー4の4番では、強烈な風に向かって打った第1打を右の斜面へ曲げ、ダブルボギー。前半だけで2つスコアを落とし、崩れかかった。だが、折り返しから踏ん張った。強風に耐えてパーを拾い、チャンスでパットをねじ込む「上出来」の9ホールで首位を奪い返した。
 逆転賞金王を視野に、理想的な位置を維持する。「まだどうなるか分からん。一打でもリードを広げとくことが有利」。特に喜ぶそぶりも見せず、気持ちを次のラウンドへ向けた。

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2010年12月3日のニュース