白鵬 10月ベトナム訪問計画

[ 2010年8月29日 06:00 ]

白鵬(右)はちびっ子力士達に怪力を見せつけた

 大相撲の横綱・白鵬(25=宮城野部屋)が10月上旬にベトナムへ出向く計画があることが28日、明らかになった。

 日本相撲協会関係者によると、所属する宮城野部屋と同じ一門の立浪部屋が発案したもので、10月5~9日に立浪部屋と宮城野部屋の一行でベトナムを訪問する計画が立てられているという。

 この日、白鵬は埼玉県草加市で行われた子ども相撲大会に参加。その際、「ベトナムに行く予定がある。(現地の要人との)晩さん会もあると聞いています」と明かし、日本の国技である大相撲を東南アジアに広めたい意向を示した。相撲界に逆風が吹く中、少しでも普及に貢献したいという意欲の表れだったが、別の関係者は「まだ計画中。現地での土俵入りも計画されていたが、協会から許可が下りなかったようだ」と実現には慎重な見方を示した。

 ≪白鵬 賜杯「抱きたい」≫相撲協会の放駒理事長(元大関・魁傑)らが文科省に対し、天皇賜杯授与を復活させるなど秋場所(9月12日初日、両国国技館)を通常の状態に戻して実施したいとの意向を伝えたことに、白鵬は「うれしい。2場所ぶりに(賜杯を)抱きたい」と笑顔を見せた。名古屋場所では中止されたNHKの生放送についても「いい方向に進めばいい。世界中に楽しみにしている人がいますから」と再開を望んでいた。

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2010年8月29日のニュース