大貴 今季、通算とも3勝目!

[ 2010年8月29日 06:00 ]

優勝し、表彰台で観客の声援に応える伊東大貴(中央)

 ノルディックスキー・ジャンプのサマーGP個人第6戦は28日、長野・白馬ジャンプ競技場ラージヒル(HS131メートル、K点120メートル)で行われ、個人総合首位の伊東大貴(24=雪印)が1回目に131・5メートルでトップに立ち、2回目も128・5メートルをマーク。合計271・6点で今季、通算とも3勝目を挙げた。

 2回目の最終ジャンパー伊東の前に湯本が転倒したため、ゲートは1段下がって助走距離が短縮。だが、今季はルール改正で風に加えてスタートゲートも得点要素になったとあり、伊東は「ゲートが下がれば得点は加算されるから」と冷静だった。これで6戦3勝。きょう29日の第7戦も勝てば、サマーGPの総合優勝が決まる。「あすも同じ姿をファンの方に見せられればいい」と笑った24歳は、自信を深めている。
 ◆選手決定 サマーGP個人第7戦の出場選手は伊東大貴、栃本翔平、渡瀬雄太(以上雪印)湯本史寿(東京美装)竹内択(北野建設)吉岡和也(土屋ホーム)の6選手に決まった。

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2010年8月29日のニュース