遼くん“こっそり”トレーニングを導入

[ 2010年4月7日 06:00 ]

オーガスタでの練習ラウンドを終えて取材に答える石川遼

 石川遼(18=パナソニック)はマスターズに向け、“こっそり”練習を導入した。5日は午前10時にコースに姿を見せると、ウオーミングアップもほどほどに練習ラウンドを開始。通常の大会ではコースに入ってショット、パットと入念に練習してから回るが、今回は滞在している一軒家の近くのコースで練習してからオーガスタ・ナショナルGCに来ていた。

 「マスターズは練習場だとまだ集中できない。チェックポイントを気にしながら球を打つとシャンクしたり、大ダフリしたりすることがある。(オーガスタでは)僕なんか誰も見ないと思うんですけど、ボールを曲げても恥ずかしくないところで練習した方がいいから」と苦笑いで説明した。単に集中できるだけでなく、父・勝美氏(53)の指導も周囲を気にすることなく受けられるメリットもある。
 6日はインの10番から練習ラウンドをスタート。アウトを終えて上がってきたヒース・スローカム(米国)、ネーサン・グリーン(オーストラリア)が合流して3人で回った。

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2010年4月7日のニュース